2021年12月1日水曜日

新作「OVER WATCH」CAG 2004 進捗

 





新作がもう少しで完成します!!

今回は2000年代中頃、Hk416を使用する前の少し古めのCAGを製作しております。

空爆を支援するチームの警護任務という設定で、装備を決定しました。

ガスマスクは全然関係無いのですが、メットとライフルは上の写真の通りです。

ライフルはM4 MRE。MRE(More Real Estate)のスペースを有効活用しようと

バイポッド、ライトをフロントに配しました。

バイポッドと来たらスコープ!

パズルボム製の1.1-4 シュミット&ベンダーショートドット/マウントを

改造して取り付けました。

PEQ2に干渉しない様に、マウントを嵩上げに(Larue LT-135風)プラ板で改造。

レンズキャップが接着されたスコープ本体はキャップを取りはずして接着剤の後を平滑に

整形しました。

塗装はマウントがリトルアーモリーカラーのアルマイトブラック、ズームダイアルを

Mrカラーのミッドナイトブルーで塗分けた後、タミヤアクリルのブラックで

本体を塗装しています。M4 MRE自体はDAMTOYSの製品でウェザリングを施しました。


装備ですが、BBIのタンカラーCVCをSG風にダイロン(たしか・・だった筈)で染め、

メッシュ部分があまり染まらなかったのでコピック(染料インクなので風合いをあまり変えずに着色出来る)で調節しました。

ショルダーとカマーバンドのベルクロ部分はODのナイロン生地を貼ってディテールUP。

そしてメインギアはAWS SF Chestrig。

15年近く前のACE製で、ボロボロ・・・メルカリで入手したのですが、

経年という事もあるでしょうが、ヒートカットの際に付いた様な溶けた穴だったり、

糸調子の悪いステッチだったり、なかなか酷い。

けれども、実際も90年代に生産されて10年以上使用されたものでしたし、実物も

ボロい状態で使用されていたんじゃないか・・・と思い直し、

ウェザリング感覚で逆に傷を活かしてみたりしています。

現代のシャキっとしたキッチリキレイな製品バッシュでは中々作れない作品になるかと

思います。