2014年9月1日月曜日

南無三!!

ナム戦参入 ナム参。

禁断の扉。もう元には戻れない・・・

私nashewは本格的にベトナム戦争に介入します。

手始めはSealから。

ナム戦って大火力よね。ナム戦って服と装備格好良いよね。

私ナム戦に手を出さなかったのは小さい頃から余剰装備が大量に払下げ品店に

売っていて、それがあまり良いイメージなかったから。

カーゴキャリアとかの大物売っているとこなんか行くと、ドラム缶とかアモ缶とか

迫撃砲弾のシェルとか、ベルトリンクとかごろごろしていてですね。

あの何とも言えない「油臭い」匂いが鼻につく。観光客とかはそれで楽しめたのだろう。
沖縄の子供の目から見たら、汚く、バタ臭い人が運営していると想像していたものでした。

でも言ってもそれらが「米軍」と一言でくくるイメージだったりするんですよね。
米軍、OD、ステンシル。鉄とオイルとガタイ野郎。

今思えば、すれ違ってきたガタイ野郎の中には特殊も居たのだろうか。
ゲームセンターでかつあげしていたガタイ野郎の中に戦死したやつも居たのだろうか。


 seal。後ろのやつが、67装備だ。やっぱいるんだな。
手前がsealベストってやつだ。

もちろん、私が物心付いた頃には払下げ品はLC-2とウッドランドに変わっていました。
だがベトナム物も多かった。
25年以上前。

今では、こざっぱりと、払下げ業者は姿を消しつつあり、あるいは業種転換して、
国際通りは毒気のないつまらない物になってしまった。
「アメリカ世(アメリカユー)」の中には異色の雰囲気があり、それらは沖縄独特の
融合文化だった様にも思えるのです。
夜の華やかさ、店の外装や内装、一時が築いた特殊な文化だったと思う。
無論、世代が上の人々の中には一掃したかった人も多かっただろう。
嫌な思い出も有っただろう。

だが、アメリカ世の町の賑やかさで幼少期を過ごし、両親に連れられて
思い出の味があり、楽しかった私としては、
今の衰退ぶりは寂し過ぎる・と思うし、それを塗り替える事は事実の隠ぺいと言っても過言では
ないのではと思う。
ましてや有りもしない名物で飾り立てる街づくりは罪だと思う。
ビジネスセンスも無い、歴史を保存するセンスも無い、がっかりです。

私は最近、ジャングル・ファティーグをタウンユースで着ています。ベトナム戦を代表する
ユニフォームですが、濡れてもすぐ乾くし、風を通さずに通気性があり、
コットンポプリンの機能性に惚れ込んでいます。
何より、M42空挺服から続くデザイナーの作った大き目のポケットフラップのデザインは
鋭角なシルエットを見頃に作り出し、何とも格好良い。。
ゆったりとしたシルエットもまた何とも凶悪で柄悪い。
それをお利口さんに見えるアイテムや髪型と組み合わせると今風のファッションを楽しめるので
超お薦め。
本物だから酷使しない様に気を付けているのですが・・着ちゃう・・・(笑)

別の日はTシャツにリュック。もちろんアリスパックです。
ライトウェイトラックサック、トロピカルラックサックのデザインを継承する子孫です。
シンプルなファッションに猛毒をプラス出来るほどのインパクトを誇るデザイン。
機能性も勿論、激重量物を入れても楽チンです。

これらのアイテムはタウンユースでは「1個だけ」をプラスしないと、本気な感じになっちゃうので
要注意です。

つまり、この時代のミリタリーデザインは良い意味で強そうなんです。
そいつと、大人になった今、対面しようというのです。

当時の若者になった気分で。

そいでは。