前半で主役機を務めるスーパーシルフ。
中盤からはこのメイヴが主役機を交代する。
デザイナーはエヴァンゲリヲンでも知られている山下いくと氏。
メイヴに至っては、個人的には
今まで見たメカデザインの中でも屈指の美しさを持っていると思う。
劇中では翼上のハードポイントにミサイルを装備するシーンも有る。
これはアルター社の製品画像より、駐機状態。
で、私はこのアルター社の製品、アルメカシリーズを2機とも購入したんですよ。
どちらも駐機~飛行状態を再現出来るだけでなく、兵装も差し替え出来るのです。
プラモデルではここまでのアクションは不可能なので購入したわけですが、なにせ
丁度良いウェザリング/完璧に近いマーキングや塗装表現は素晴らしく
完ぺきな製品でした。
日本のホビー業界が冷え込む中、私はこのアルター社のポリシーを感じる製品
に物作りジャパンの可能性を感じました。ここは最後の砦かもしれません。
両機共に素晴らしいデザインなのですが、
スーパーシルフを見ていると羽が英軍の試作爆撃機TR-2・・・・
鶴首なのと、エンジン間の距離や後方警戒レーダー等は
ロシアのフランカー感・・・
彷彿とさせるという・・・
何と言うか、デザインから英軍愛とロシア愛を感じました。
それがミリタリー感を強くしているのかな。
生物的なデザインも加わり、魅力を高めていると思います。
スーパーシルフの3枚垂直尾翼は本当によくまとまってると思う。
これを変にやっちゃうとめっちゃ格好悪くなるので、思い切ったパンチのあるデザインだと思う。
設定では2機とも戦闘偵察機。
特にスーパーシルフはハードポイント数が少なく
胴体中央に偵察ポッドがある位で、主に面積の小さい主翼下かエンジン横のハードポイント
に兵装する。ミサイル搭載数は最大4発であり、
増槽を装備させるとミサイル積めない。が、F-15Eの様なコンフォーマルタンクらしき膨らみが
エンジン真横、主翼付け根に有り、かなり容量がありそうなので、増槽無しでも
航続距離は長そうです。
そういった面からも偵察を重視した設計になっている。
メイヴの方は偵察ポッドがコクピット真下に内蔵され、胴体に3か所
主翼の上下に1か所づつというハードポイント数になっており、
増槽×3とミサイル4発や増槽1にミサイル多数等の装備も可能。
スーパーシルフより小型の機体サイズからみても
内部燃料タンクは容量が少ないはずだが、
おかげで多彩なミッションに対応可能な感じになっている。
ただし、私個人的には主翼直下の大型ミサイル搭載や、
翼上のミサイル装備は、空力的に影響が出そうだなぁと思っているので、
やってませんけどね!!